『
どうせこの世は男と女 あ~ やりたい…/やられたい…』作家の松野奈津子は、旅館に部屋を取り缶詰になって連載中の小説の原稿を執筆している。キーボードを叩いて書き続けているうちに突然性欲が増してきて心のなかで「ヤりてぇ〜」と呟く。居ても立っても居られなくなった奈津子は、フロントに電話してマッサージを呼ぶ。やってきたのは中年の盲目の男性按摩師。奈津子は全裸でうつ伏せになる。按摩師が「一枚掛けてよろしいですか」と訊くと、奈津子は「このまま揉んで、快感マッサージよ。気持ちよくしてくれなきゃ困るわ」と返す。